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令和2年度基本方針

平成30年度から平成32年度までの中期的経営計画

 介護保険制度の理念である自立支援のあり方が問われるなか、我々は単に要介護やADLのみにとらわれない、利用者一人一人の望む生き方に寄り添う介護の実践を進めていかなくてはならない。自分の有する能力に応じて、自立した日常生活を営めるように法人の持ち得るサービスを更に充実・向上させていく。
 

令和2年度 基本方針

1) 社会福祉法人として
 地域住民参加型のイベントや老人介護に関する勉強会等の開催、協力を積極的に行うことにより、地域社会に貢献し続ける社会福祉法人として地域社会に欠かせない存在となることを目指す。
2) 施設として
 ターミナルケアの導入が進み、終の棲家としての施設の重要性が増している。入所者、家族が最後まで信頼してサービス利用して頂けるよう、今まで以上に介護技術、看護技術の向上と各種協力医療機関との連携に努める。
3) 在宅として
 利用者が人生の最後の時まで自宅での生活を続けられるようどのような援助を行うべきか、常に各事業所が考え実践できるよう必要な情報共有や提案を積極的に行う。
 
これらの基本方針に沿って、各部所・事業所毎にそれぞれの重点目標を定める。
 
(ア)事務所
 利用者、ご家族、地域の方に対して、正確に情報を発信することができるように、利用者の状況に関する情報の把握やサービス等に関する知識を深めて、誠実に丁寧に対応することを心がける。さらに、事務所内での思いやりや感謝の気持ちを持ちながら、意見を出し合える環境を作り、いかなることに対しても前向きに取り組み、各部所、各事業所をサポートできるようにしていくことを目標とする。
 
(イ)広域型特養
 利用者の方々が安心して生活を送られるよう笑顔で接し、感じの良い言葉遣いを心がける。職員間では、声を掛け合うなどコミュニケーションを図り、連携をとっていく。また、他部所との報告・連絡・相談は重複しても良いので確実に行っていく。感染症については、勉強会を重ね正しく予防し、蔓延を防ぐように努める。
 
(ウ)地域密着型特養
 利用者の方の身体的・精神的状況を把握し、小さな変化を見落とさないよう職員間での情報共有に努め、各部所との「報告・連絡・相談」を確実に行い、安心・安全な生活を送っていただけるよう心がける。また、感染予防対策として日常的な予防策の実施と勉強会を行い、しっかりとチームワークをとり早期の対応・蔓延予防に努める。
 
(エ)ショートステイ
 介護技術の更なる向上を実践し、長寿苑のショートステイなら臨機応変に対応してもらえると利用者、家族、各種関係サービス事業所から安心と信頼を得られる事業所を目指す。日々の業務の中で事業所としての疑問点、問題点を意識しながら行動し、職員間でその内容の共有と解決に努める。
 
(オ) 医務室
 入苑者に対して安心・安全なケアを提供するため、看護職は健康管理に責任を持ち異常の早期発見をし適切な早期対応を実践する。感染管理について、特養は抵抗力の弱い老齢者が集団で生活している場所であり、集団発生の可能性が高い。発生したとしても拡大しないよう、また早期に終息させるために症状に応じた感染対策を行う。看取り介護については、本人・家族の意向に沿いながら医師とも緊密に連絡を取り、苦痛の緩和、合併症予防などその人らしさを保った形で最期まで生活していただけるよう援助する。
 
(カ)栄養士・調理
 安全で美味しく喜んでいただける食事作りをするために、まず給食職員間のより良い人間関係を構築し各部所との連携を図る。そして、きっちり検食を行い、基本的時間配分を守り適温給食に心がける。食中毒・感染症予防のためにマニュアルに沿い、各自を振り返り衛生管理を徹底する。また、無限では無い資源の水・電気などの無駄を省き、器具・食器等を大切に扱い心のゆとりを持つ。
 
(キ)グループホーム
 ご利用者の方の「人格・個性・思い」を尊重する。少人数のゆったりとした雰囲気の中で状態の変化に対応しながら、心身の機能維持に努め、穏やかで笑顔の絶えないその人らしく暮らせることを目標に支援を行う。職員においては、いつでもお互いが助け合える関係を築き誰もが思いを伝える事ができるよう努める。また、グループホーム内及び他部所間の「報告・連絡・相談」を確実に行い信頼関係を築けるよう努めていく。
 
(ク)居宅介護支援事業所
 介護保険の基本理念である「自立支援」に向けケアマネジメントのプロセスについて改めて確認しつつ、積極的に外部研修会等に参加しここのスキルアップに努めるとともに、事業所内においても事例検討研修等を行うことにより質の高いケアマネジメントが提供できるように目指していく。また、多様化・複雑化した課題にも対応できるよう、地域包括支援センター・他機関の専門職との協力・連絡体制を始め社会資源としての他職種・民生委員等との情報交換や交流を深めていくことにより、総合的な支援が行えるようにする。
 
(ケ)デイサービスセンター
 利用者の小さな変化にも築けるよう、家族・関係機関と連携を図り、安心・安全に在宅生活が送れるように自立支援を目指し、サービスの提供を行う。職員においては、新しい知識や技術の習得、職員間の「報告・連絡・相談」をしっかりと行うことで、利用者個人のニーズに合った支援を行えるように努め、利用者が笑顔で過ごせるデイサービスを目指していく。
 
(コ)訪問看護ステーション
 個々の利用者・家族の生活に合わせて、身体的・精神的ケアなどのサービスを提供していく。同時に病状の把握・重症化の予測をして、各関係機関と連携を取り、早めの対応を行う。各利用者に合った方法で連絡ができる工夫をし、安心して在宅生活が送れるように支援していく。研修会に参加し知識・技術向上に努める。
 
(サ)訪問入浴サービスセンター
 在宅生活が安心、快適に続けられるように、関係機関との連携や訪問時の情報把握、利用者、家族とのコミュニケーションをしっかりと行うことで、安全で気持ち良い入浴サービスを提供できるようにする。また、研修などを通じてスキルアップを図り、日々業務の中で改善点がないか意識しながら柔軟に行動することで、より良いサービスにつなげていく。
 
(シ)ホームヘルパー                     
 利用者や家族が必要とするサービスを確実に行うために、今利用者に何が自立できているのか、自立「できること」を実行に移すには何を望まれているのか、利用者の気持ちに向き合い話を傾聴し、支援に何を必要としているのかを見極めこまめに声かけを行い、ご家族や関係機関と連絡を取り、住み慣れた我
が家で自分らしく満足した生活が過ごせるように援助を行う。